【京都検定】古都学び日和

癒しと気づきに溢れる古都の歴史散歩

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【京都 霊鑑寺】通常非公開。春の特別公開で迎えてくれる椿の数々。

下段左の深紅が「日光椿」(じっこうつばき)。後水尾上皇遺愛の椿です。 (訪問日 2020年3月22日) 庭園に入ってすぐのところに日光椿の木があり、見事な満開でした。見惚れてしまって、写真を撮るのを忘れてしまいました。3年目にして初めてタイミングよく…

【京都府立植物園】天才的数学者 岡 潔 の言葉を添えて

小さく見えるのが比叡山。啄木「やわらかに柳青める北上の」ならぬ柳青める北山の…。 (植物園 北山門付近にて。訪問日:2020年3月18日) 数学者の岡潔(おかきよし)をご存知ですか。数学史上最も偉大な業績を残した学者の一人です。 1901年生まれ1978年に…

【洛西 正法寺】静謐な古刹で心静かにお花見

昨年(2019.3.30 土曜日) 極楽橋で迎えてくれたシダレ桜。 いち早く満開。 この橋の向こうが正法寺。 今回は、お花見客でごった返すことのない、静かで清涼感ただよう早春の「正法寺」をご紹介します。 正法寺(しょうぼうじ)は京都市西京区にある東寺真言宗の…

【大徳寺 龍源院・瑞峯院】個性豊かな石庭の美

龍源院 一枝坦 瑞峯院 「独坐庭」 文字通り「独坐」できました 臨済宗の大寺院、大徳寺には多くの塔頭がありますが、ほとんどが通常非公開です。その中にあって、通年公開しているのは4つのみ。北派の本庵「大仙院」と南派の本庵「龍源院」、塔頭の「高桐院…

【京都検定未出題】中高年で転身したスゴイ人たち その2

奉行所の与力からジャーナリストに転身した神沢杜口(かんざわとこう) 今回ご紹介したいのは、病弱だった前半生から一転、80歳を過ぎても健脚を誇った江戸時代の俳人・随筆家の神沢杜口です。 森鷗外も触発された『翁草』 神沢杜口―諡(おくりな)は貞幹(ていか…